こんにちは!
アスレティックトレーナーズルーム BASE代表の
須川 雄介(すかわ ゆうすけ)です。
このブログでは、スポーツ現場で
アスリートのコンディション作りをサポートする専門家
”アスレティックトレーナー”が、
アスリートや運動愛好家、また
そのご家族や指導者の方々に役立つ情報を
発信していきます!
第39回は、
春先に起こる熱中症
について
熱中症が起こるのは
真夏だけではない!?
皆さん、

もちろん一番起こりやすいのは
暑さの厳しくなる7月・8月
ですが…
意外にも
まだ気温の上がり切らない4月~6月にも発生しています

「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」より画像引用
統計では
16度以下の涼しい気温でも4件
5.7℃の寒い中でも
起きたケースがある
なぜなのでしょうか?
熱中症の原因
それは
熱中症の原因が暑さだけではない
からです!

そのため
30℃を越えるような暑さの中での運動
以外にも…
春になって急激に気温が上がって
身体が気温の変化に
ついていけない
屋外での練習が
本格的に始まったり
春の大会に向けて
練習強度が上がった
ケガや受験勉強などがあって
久しぶりに運動する
疲れが残っている・
コンディション作りを
おろそかにしている
といったケースでは
4月・5月のまだそこまで暑くない時期
でも
十分熱中症が起こる可能性があります
熱中症にならないためには?
熱中症にならないためには


といった対策が必要になります
夏場の暑い時期は気をつけていることも、
春先のそこまで暑くない時期は
ついつい油断しがちなもの
もう一度コンディション作りを
きちんと見直してみましょう
熱中症になってしまったら
どうする?
熱中症になってしまった場合は
少しでも早く体温を下げて
症状の悪化を防ぐ
というのがポイントになります
症状による判断基準と取るべき対応を
表にまとめてみました
いつでも見られるように
手元に置いておきましょう!

まとめ
選手が自分で理解して対策しておくのは
もちろんですが、
特に新入生などは
遠慮してなかなか思うように
水分補給出来なかったり
体調不良を言い出せないものです。
ぜひ指導者や保護者の皆さんも
意識して様子を見たり
練習量の調整を
していただければと思います!
またこの時期に熱中症にならないように
気をつけるのはもちろん、
夏の暑い時期にコンディションを整えて
ベストパフォーマンスを発揮する準備も
今の内から始めておかなければなりません
そういった
暑さ対策のコンディション作りや
より詳しい熱中症の応急処置を
解説するセミナーを
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