トレーニングを「やらないと」どうなる?①ケガしやすくなってしまう

こんにちは!
アスレティックトレーナーズルーム BASE代表の
須川 雄介(すかわ ゆうすけ)です。

このブログでは、スポーツ現場で
アスリートのコンディション作りをサポートする専門家
”アスレティックトレーナー”が、
アスリートや運動愛好家、また
そのご家族や指導者の方々に役立つ情報を
発信していきます!

第49回も
なぜ競技の練習だけでなく
トレーニングも
頑張らなければならないのか?
について

目次

トレーニングを
「やるメリット」は
よく語られますが…

前回のブログでは
競技練習だけやっていてもダメな理由
について解説しました

これを読むと、
何となくトレーニングもやった方がいいんだなぁということは感じていただけると思いますが、
とはいえ次に言われるのが

・どうやればいいのか
 よく分かんないし…


・大変そうだし…


・時間も器具もないし…


・やらなくても
 今結果出てるし…

ここで
「トレーニングをすると
こんなメリットがありますよ!」

と説明するトレーナー・指導者さんや
メディアが多いと思います

しかし今回は視点を変えて、
トレーニングを「やらないと
どんなデメリットがあるのか?」
について考えてみたいと思います

トレーニングを「やらないデメリット」

ケガをしやすくなってしまう

ケガ予防のための取り組みというと真っ先に
ストレッチマッサージ
思い浮かぶ人も多いかと思います

そういった
身体の回復を助ける取り組み
もちろん大事ですが、
ケガを防ぐためにはさらに
運動の負担に負けない身体作り
必要になります

適切なトレーニングによって
競技力を高める以外にも

捻挫のようなケガの原因となる
動きや姿勢の乱れから
身体を守る筋力をつける

筋肉や関節を
負担に慣らして
耐久力を高める

疲れによる
動きやフォームの乱れを
減らして余計な負担が
掛からないようにする

といった身体づくりをすることが出来ますが、
トレーニングをしないでいると逆に

動きの負担や疲労を
身体が受け止めきれないまま

筋肉や靱帯・関節が
大きな負担や繰り返しの負担に
耐えられないまま

練習を頑張れば頑張るほど
ケガに繋がりやすい状態が

続いてしまいます…💧

耐久力を高めたいからといって
やたらめったらキツいトレーニングを
やればよいわけではありません


それぞれの体力やトレーニング経験などで
適切な負荷は変わります。
ネットやSNSで見つけた・
有名選手がやっている
良さげなトレーニングも
今のあなたには
負荷が適切でないかもしれません

過剰な負荷のトレーニングも同じように
ケガの原因になってしまうので、
可能であれば専門家のアドバイスを
仰ぎましょう

まとめ

いかがだったでしょうか?
トレーニングした方がいいのは
何となく分かるけど
キツいし、面倒だし、
やらなくても何とかなってるし…

私も野球をやっていたころ、
正直同じように思っていました

しかしその結果
膝の大きなケガをして
危うく選手生命を絶たれるところでした…

また普段ちゃんとトレーニングをしていても
ケガや不調などの理由で
しばらくトレーニングが
出来ていない
場合も
同じような理由で注意が必要です

自分のことを棚に上げているのは
分かっていますが、
今回の話をきっかけに

ケガや不調によって
競技を諦めなければならなくなった…


頑張って練習しているのに
思うような結果が出ずに
競技を引退してしまった…

というような辛い思いをしてしまう方が
一人でも少なくなることを願っています

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この記事を書いた人

岩手県出身/
「トップアスリートの当たり前」を「みんなの当たり前」に
スポーツ科学を基に、ケガ予防・コンディション作りのための知識からエクササイズまで発信します❗

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