ほとんどの人が勘違いしている【湿布の間違った使い方 6選】

こんにちは!
アスレティックトレーナーズルーム BASE代表の
須川 雄介(すかわ ゆうすけ)です。

このブログでは、スポーツ現場で
アスリートのコンディション作りを
サポートする専門家
”アスレティックトレーナー”が、
アスリートや運動愛好家、また
そのご家族や指導者の方々に役立つ情報を
発信していきます!

第26回は、
勘違いされがちな
湿布の使い方
について

運動やスポーツをする人に限らず、
身体の痛みや不調が出た時によく使われる
湿布ですが…

治療院の患者さんやサポートしている選手に
話を聞いていると、
使い方を間違って

・キチンと効果を出せていない

・肌のかぶれなど、かえって

身体に負担を掛けてしまっている

ケースをよく聞きます

そこで今回は、
・湿布に関するよくある勘違い
・湿布の正しい使い方、考え方

について解説していきます!

目次

1日中ずっと貼りっぱなし

貼っていれば
薬が全て身体に取り込まれて
半日~1日効果が続く

ようになっています

逆に言えば
それ以上は貼っていても意味がありません
肌が荒れるだけなので
時間を見て剥がしましょう

日光が当たる場所に貼る

運動する時に貼りっぱなしにしている
人もいるかと思いますが…

湿布を貼っているところが紫外線に当たると
皮膚かぶれや水ぶくれが出来やすくなります

どうしても運動中に貼りたい場合は
濃い色の服
サポーター
 隠すようにしましょう

冷やす・温めるのに使う

よく

温湿布冷湿布

 どちらがいいの?

という質問を受けますが…
結論から言えば
どちらでも効果は変わりません

貼ったところが冷えたり温まったりはしません!
そのため
冷やす・温めるケアは湿布とは別に 行う必要があります

かぶれ・かゆみを我慢して
様子を見る

・日光に当たってしまった
・肌が弱い
・薬が合わなかった

などの理由でできた
肌のかぶれやかゆみ、水ぶくれは
我慢していると悪化して
湿布やサポーターを使えなくなる
皮膚の治療が必要になってしまう

可能性があります

少しでも異常があれば、我慢せずに
すぐ使うのを止めて処方された病院か皮膚科に相談しましょう

痛いから一度にたくさん貼る・
家族がもらったものを使いまわす

湿布はあくまでも薬なので
貼る人の年齢や体格によって
適切な量が違います

そのため
必要以上にたくさん貼ったり
薬が身体に合わなければ

皮膚や内臓に
副作用が出てしまう場合もあります

病院や薬局の指示通り使う

少しでも異常があればすぐ処方された病院や内科・皮膚科に相談すること

を心がけましょう

湿布だけでケガを治そうとする

湿布を貼って痛みや不調が減れば
怪我が治ったと勘違いしていませんか?

湿布はあくまでも
痛み止め炎症止めなので

痛めた筋肉や関節の炎症が治まれば
症状は軽減しますが
ケガで低下した身体の機能は
戻っていません

そのため
痛みや不調が減った・無くなったからと言って
そのまま運動やスポーツを再開すると

同じケガを繰り返してしまう
かばった他の場所のケガや不調が起こる

可能性が高まります

ケガの再発予防のためのリハビリ

運動の負荷に耐えられる身体づくり

までしっかり取り組みましょう

まとめ

日常生活で一番身近な治療である
湿布 ですが、
意外と勘違いしている部分も
多かったのではないでしょうか?
使う機会が多いからこそ正しく使わないと
思うような効果が出せない
逆に身体に負担を掛けてしまう

可能性が高くなります

また湿布はあくまでも治療の一部でしかなく、
湿布だけでケガが全て
治るわけではありません

医師や専門家の指示をしっかり聞いて、
正しく使いましょう!

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この記事を書いた人

岩手県出身/
「トップアスリートの当たり前」を「みんなの当たり前」に
スポーツ科学を基に、ケガ予防・コンディション作りのための知識からエクササイズまで発信します❗

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